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執筆者の写真Toshikazu Maruno

今までありがとう、そしてお疲れ様でした 🖥


10月3日の月曜日

秋晴れの空が広がる鹿児島の朝


新たな一週間が始まりました。

先週末にパソコンが壊れて以来、いつもと違う週末を過ごし、そして今週を迎えました。

丸9年間使い続け、僕の生活に欠かせない存在だったパソコン。

僕の音楽人生を支え続けてきました。

勿論、いつかはパソコンも支障をきたし使えなくなるだろうと、頭のどこかにあっても「まだいけるだろう」と思い、特にここ数ヶ月間は使用し続けてきました。そんな不安も抱えながらのパソコンと過ごしてきたこの数ヶ月間でしたので、パソコンが起動しなくなった日は、「静かな絶望感」みたいなものが僕の心の中に広がり寂しい気持ちになりました。


このパソコンは、まさに9年前の2013年の9月下旬にメンテナンスとアップグレードを施され、僕の元に戻ってきました。

OSもWindows 7の頃でした。

2013年、その年は翌年リリースされる事となるアルバム「Gratitude」の制作が本格的となる一年となりましたが、その制作が軌道に乗りやる気もみなぎっていた頃、夏の頃だったと思いますがパソコンが悲鳴をあげ急に調子が悪くなり、苦渋の決断でしたがアルバム制作の作業の手を休め、メンテナンスとアップグレードをパソコン制作会社へお願いする事になりました。

約一ヶ月以上を要し前述の通りパソコンが手元へ戻ってきた時は、本当にパソコンの存在の大きさ、ありがたさに気付かされました。

その後、アルバムの制作は半年に及び、無事にアルバム「Gratitude」がリリースされたのは2014年の8月でした。

新しくなったパソコンで手がけた記念すべき作品でした。

その後、お伝えした通りパソコンは僕の人生と共にあったと思います。

いつかその時が来ると分かっていても、当たり前のように日々をパソコンと共に過ごし、多くの作品を手がけ世に送り出してきました。

少し大袈裟に書きすぎ?と思われるかもしれませんが、僕にとって、パソコンとはそんな「モノ」を超えた関係でした。


そのパソコンを、昨日は丁寧に掃除し、パソコンを箱にしまう事でした。

写真にあるそのパソコン本体が部屋から姿を消し、部屋の空間にも、過ごす時間の流れにも何か違和感を感じています。落ち着かないというのか…


今回は、事情あって前回のように「メンテナンスとアップグレード」をする事が出来ないことも寂しさの増す要因となっていますが、次のパソコンが僕の元にやってくるとしたら、それもまた「運命」と捉え、その日からそのパソコンと共に歩みを再び進めることが出来たらと思っています。


今まで共に過ごしお世話になったパソコンには、感謝の気持ちとその存在をこのブログに刻みたいと思います。

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